はじめに
このエントリーはフィヨルドブートキャンプ Part 1 Advent Calendar 2024 の11日目の記事です。
昨日、12月10日は
- Part. 1:fuwa-syugyo さんの『エンジニア2年生になって考えていること』
- Part. 2:Kazuma.N さんの『Next.js × Supabase で作る TODO アプリ』
でした!
Advent Calendar のリンクはこちらです!
私は2023年12月にフィヨルドブートキャンプに入会してちょうど一年になりました。
自分のことを人に話すのが苦手な私は、日報やたまに書くブログでは「読み手にとって読みやすい内容」を意識し、学んだことや気付いたこと、感じたことを記録しています。
今回の記事も、「苦手な自分から少しでも前に進めたい」と考え、 Advent Calendar 募集日当日に勢いで申し込んでみました。
さて、何を書きましょうか......🤔
目次
自己紹介
初めまして、Yoshiwo(よしを)と申します。
接客・サービス業の経験を積んで生きてきたアラフォー男子です。
数年前、事務職を目指して職業訓練を受講した際、なぜかWebページの作成を学びました。そのとき、自分の好きなことをテーマに作成したページが他の受講者に褒められたことで Web業界に興味を持ち始めました。
その後、必死に勉強し、 MOS 4種(Word, Excel, PowerPoint, Access)を取得。しかし、職業訓練修了後の1年半の就職活動では年齢や未経験を理由に断られ、スキルを活かす機会がありませんでした。
現在は、プログラマーとして就職するために、プログラミングスクールのフィヨルドブートキャンプで日々学んでいます。
今回の記事では、学習の取り組み、学習の姿勢、コミュニケーションにおいて意識していることをご紹介します。
学習の取り組み
プラクティスの内容をよく読む
フィヨルドブートキャンプでは、プラクティスと呼ばれる学習項目(カリキュラムのようなもの)があり、受講生はこれを一つずつ進めて卒業を目指します。プラクティスの内容は難しいため、取り組む前にしっかり咀嚼することを心掛けています。
プラクティスには、課題を乗り越えるためのヒントを用意してくれています。以下はサイトの説明です。
FBCでは、受講生が解答にたどり着くプロセスを理解し、自ら解決する力を養うことに注力しています。
課題に間違いがある際、正解を教えるのは簡単ですが、そうではなく、正解にたどり着くための次の一手を提示し、理解へと導くよう努めています。
つまり、「魚(解答)」ではなく、「魚の釣り方(解答に辿り着くための方法)」を教えることが学習の根底にあります。
私の場合、プラクティスの内容を咀嚼した後、タスクばらしを作成し、さらにスモールステップに分けることで取り組んでいます。また、「このプラクティスを通じて何ができるようになるのか?」を常に考えながら進めています。
インプットと日報の作成を並行して行う
フィヨルドブートキャンプでは、「学習した日は必ず日報を作成する」という決まりがあります。私はこの作業を小さなアウトプットと捉え、その日にインプット内容を振り返りながらまとめています。その際、インプットした内容を自分の言葉に変換して日報に記すようにしています。
受講生の方々の日報をひたすら読む
先輩方が取り組んでいるプラクティスは、いずれ自分も通る道です。技術や知識について分からない概念があったとしても、理解できない自分を責めず、「ふーん、今度はこういうものを学ぶのか、参考になるなぁ😊✍🏻」という気持ちで読んでいます。
また、自分の考えや気持ちを相手に伝えるのが苦手なため、他の受講生の日報から「いいな」と思った書き方やテクニックを学ぶためにも日報を読むことは欠かせません。
学習の姿勢
まっさらな気持ちで、地道に学ぶ
接客・サービスの分野から全く異なる分野に飛び込んだので、真っ白なキャンパスに学んだことを一色ずつ塗るつもりで学習に励んでいます。
フィヨルドブートキャンプのプラクティス(カリキュラム)はプロによって練り上げられ、現在もブラッシュアップされています。現場で即戦力として貢献できる実力を持つことを目標にしているため、課題は難しいですが、一つずつ乗り越えるたびに着実に力がついている実感があります。
忘れることを恐れない
人間の脳は忘れるようにできているので、学んだことを忘れても自分を責めず、気にしないことが大切です。忘れたことが気になったら、戻って復習すればいいのです。
人と比べない。比べるのは昨日の自分
先輩方の理解力や飲み込みの早さに驚き、後から入会してきた人に追い抜かれて落ち込むことがあるかもしれませんが、私は決して「人と比べない」ようにしています。その理由はシンプルで「人はそれぞれ違うから」です。得意分野も苦手な分野も人それぞれ。これまで積み重ねてきた経験も人それぞれ。「みんな違って、みんないい」。
人を目標にするのは OK ですが、昨日の自分と比べて、紙1枚分の厚さでもいいから成長することを意識します。たとえ紙1枚分でも、1年間頑張れば365ページの本が一冊出来上がります。それってすごいですよね?
とにかく手を動かす
他の人と比べて「自分は理解が遅い」と落ち込む暇があるなら、さっさと手を動かしましょう。
まずはやってみる
最初の一歩を踏み出すのに勇気がいることがありますが、大丈夫。みんなも同じ経験をしています。まずはやってみましょう。
何事も経験
やってみなければ分からないことが多いです。やってみることで手応えを得られます。その手応えから「こうすればよかったな」「次はここを省いてやってみよう」と調整し、次の経験に繋げます。その繰り返しが大切です。
やらない後悔より、やる後悔
失敗は成功への一歩。失敗から多くを学べるため、私はもっと失敗を経験したいと思います。何もしない後悔よりも、やってみた結果の後悔の方が得るものが多いです。
心と身体を休ませる
昔、栄養ドリンクのCMに「24時間働けますか?」というフレーズがありましたが、そんなことはできるわけありません。もしできたとしても、そのあとは心も身体もボロボロです。私はボロボロになって大変な思いをした経験があるので、絶対にお勧めしません。心と身体を大切にし、しっかり休むことが重要です。
できた自分を褒める、喜ぶ
何かできるようになっても「まだまだです」と言わずに、「よく頑張ったね、自分」と自分を褒めましょう。できなかったことができるようになるってとっても素敵なことです!私はプラクティスを修了するたびに心の中で小躍りしています😊
素直に人に頼る
いきなり答えを求めるのはダメ❌(結果的に力は身につきません)。
答えを出すのに悩みすぎるのもダメ❌(逆に時間がもったいないです)。
まず 30分〜1時間(内容によって変わります)、自分で答えに到達するためのアプローチを考えます。それでも答えに辿り着けなかったら、素直にメンターさんに助言を求めます。
とにかく楽しむ
辛いと感じることがあっても、その「辛さ」を引きずるのはイヤです。同じ時間を過ごすのなら「楽しい!」と感じながら過ごしたいので、「楽しむこと」を大切にしています。
「今は辛いけど、これを乗り越えたら乗り越える前の自分より強くなっているぜ、へっへーん」くらいのポジティブさでいるようにしています。
自分の思考を言語化
日報の作成に関連していますが、自分の思考をどのように言語化して相手に分かりやすく伝えるかを常に意識しています。何度も繰り返すことで、自分の思考を言語化する力を鍛えています。
分からないことを知る、分からないことを分かるようにする
現在、インプットを中心に学んでいますが、出会う知識や用語はすべて「はじめまして」のものばかりです。なかなか理解できない自分に嫌気がさすかもしれませんが、自分を責めたり貶したりせず、「分からないことが分かってよかった」と思うようにしています。「分からないことを分かるようにする」のは容易ではありませんが、調べる作業は自力で問題を解決する力に繋がります。
そして、理解できるようになると素直に楽しいですし、面白いですし、嬉しいのです。
コミュニケーション
学習以外で意識していることについてお話しします。
受講生との交流
モチベーションを維持するのは、意思の力だけでは難しいものです。「なんだか、気持ちが沈んできたかな?」と感じたときは、受講生の方々とお話をしたり、テキストでやりとりすることで気持ちを高めています。メンターさんともお話しすることもあり、人と話すことで元気をもらっています。
イベントに積極的に参加
フィヨルドブートキャンプでは、月一のオンラインミートアップ、現役生や卒業生が主催する勉強会や輪読会、オフラインイベントがあります。私が参加している OSS の勉強会は卒業生の方が主催しており、いつも温かく見守られながら楽しく学んでいます。
また、外部のイベントとして RubyKaigi 2024 や Kaigi on Rails 2024 にも参加しました。どちらのイベントも初参加で内容は難しかったですが、ブースでお話しした企業さんの雰囲気を直接感じたり、出逢った方々との交流が刺激となり、学習のモチベーションに繋がっています。
一年を振り返って
この一年間は、学びと自己成長の連続でした。フィヨルドブートキャンプという素晴らしいコミュニティに参加できたことに感謝しています。
全く異なる分野からの挑戦で不安もありましたが、メンターさんや卒業生、受講生の皆さんの温かいサポートと励ましのおかげで、少しずつ自信をつけることができました。日々の学習や課題を通じて、技術や知識だけでなく「自ら考え解決する力」と「学びを楽しむ気持ち」を学びました。
オンラインやオフラインの交流イベントや勉強会にも積極的に参加し、貴重な経験や新たな出逢いを得ることができました。特に、他の受講生や卒業生とのコミュニケーションを通じて、自分の考え方や学び方を見直す機会が多かったです。
フィヨルドブートキャンプのアンチハラスメントポリシーや学習方針も、このスクール(コミュニティ)を選んだ大きな理由の一つです。多様なバックグラウンドを持つ方々が集まり、互いに尊重し合いながら学ぶ環境は、本当に素晴らしいと感じてます。
40代、且つ完全未経験の転職は茨の道ですが、就職できる可能性を1%ずつ上げるために、企業さんから「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえる人材になるために、引き続き努力を積み重ねていきます。
来年の Advent Calendar はテック系のお話ができるようになるといいな🧑🏻💻
明日、12月12日のAdvent Calendar は
- Part. 1 :nicole 2525 さん
- Part. 2 :Kassy0220 さん
です!
引き続き、フィヨルドブートキャンプ Advent Calendar をお楽しみください。
少し早いですが、素敵なクリスマス🎄と新年🎍をお迎えください✨
ご覧くださり、ありがとうございました😊🙏🏻